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新しい価値のある家
ーnew normal styleー

センターコートのある住まい

[クライアントの要望]
ホームページからお問い合わせをいただきました。当初 住宅メーカーでご検討されていた経緯もあり、LDKをはじめ各居室の大きさ、設備の仕様など細部の具体的なイメージをお持ちでした。リビングから直接アプローチできるウッドデッキバルコニーのご要望など、お話しを伺いながらイメージを共有できたように思います。扇型の敷地形状や70坪という広い敷地面積、また道路より約1メートル程度ある敷地高低差の扱いなど、ヒアリングの中で配置イメージをご確認させていただくことができました。
[設計視点]
建物基礎を利用した高低差処理や、駐車スペースと建物配置をトータルで検討し中庭案をご提案させていただきました。プライベート空間では、居室と連続するルーフバルコニーや中庭(センターコート)を計画し、余剰空間が日常生活において、より有用なものに感じられるよう計画させていただきました。敷地段差の小屋裏空間を利用した蔵スペースや、立体的な階段アプローチは敷地特性を生かし計画させていただきました。センターコートから各居室へ、心地よい光と影をもたらします。セメントパネルのアクセントウォールやアイアン製の手摺などは、住空間に印象的な風景をつくり出しています。

画一的で均質なものになりがちな住空間に対し、新しく住まい方に変化をもたらすような空間イメージで設計させていただきました。
戸建住宅・センターコート・ルーフバルコニー・サンルーム/木造2階建/135.14㎡(40.87坪)/2021年/神奈川県伊勢原市

DATA

物件名 HOUSE-ID
用途 戸建住宅
構造 木造2階建
敷地面積 239.49㎡(72.44坪)
建築面積 75.49㎡(22.84坪)
延床面積 135.14㎡(40.87坪)
計画地 神奈川県伊勢原市
竣工年 2021年
総工費(目安)※ 5,000万円(税別)
≪※総工費は設計監理料と土地代、外構工事費を除いた目安金額となります。≫