楠の大木を保存し景観に配慮した西立面(夜景)
可動間仕切りによりフレキシブルな空間利用を可能とした会議・集会スペース(可動間仕切開放時)
旧綾瀬町役場石垣を保存利用したエントランス アプローチ
事務所 エントランスホール
綾瀬市新商工会館 南立面
綾瀬町役場の歴史遺構である石垣を保存利用したアプローチ
2020.02.28
綾瀬市新商工会館完成
[東涌写真事務所 撮影による竣工写真が仕上がってきました]
またHPの施工事例で写真や文章をまとめアップロードさせていただきたいと思います。
旧綾瀬町役場の石垣や、楠や桜をはじめとする既存樹木を保存利用した点で建物が風景に馴染んでいるように感じます。
モノをつくり出す過程では、スクラップ&ビルドという発想になりがちです。
社会の仕組みがそうなっているから、仕方ないと考える側面もあります。
今回は一歩下がった位置で建築計画の段階から保存利用という視点をもち設計させていただくことができました。
解体や伐採とならなかった石垣や樹木が、ここからさらに長い年月を経て未来において存在価値を育むことができればと思います。