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2024.07.20

弊社外壁4年半経過状況

[SOLIDO [ソリド]]

弊社外壁の使用状況について。色のイメージのお問い合わせをいただき、久々に写真を撮りましたので、少しレポートしてみます。
経年変化を趣と捉えるサイデイング材、ケイミューSOLIDO [ソリド]は、竣工後どうなのかというところを記載したいと思います。
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竣工:2020年(3月)
軒庇:なし
竣工後特別行ったメンテナンス:なし(クライアントの皆様には、年に一度の水洗いを推奨していますが、試験的に行っていません)
施工環境:西・北・軒下壁面
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・表面の劣化状況:表面の割れは、全くありません。材を留めるビス穴が、ルーズホールになっている点と、目地(約4ミリ)が風や中震時の揺れを緩和してくれているのだと思います。その他、下地に9ミリの構造合板が入っているため、更に揺れにくい状況もあると思います。
・色や質感について:セメントパネルの表面の白化現象(エフロレッセンス)は時間とともにより白くなってきています。施工当初白化していなかった部分が白化し、より均一にマットになってきました。質感は白化部分が増えた関係でザラザラしています。(手につく程ではありません)
・コーキングの劣化について:コーキングは使用していません。(窓まわりもコーキングレスで施工しています)コーキングを行った場合、約10年に一度のペースでメンテナンスが必要になります。

考察:コーキングを使用しない点や、経年変化が材の特性になっているというところは、他にない魅力だと思います。現状から、あと5年経過しても、メンテナンス等で足場の設置は必要ないと予想しています。
ランニングコストがかからない点では、コストパフォーマンスの高い外壁材ではないかと思います。独特の雰囲気ですので、好みがあるとは思いますが、唯一無二な個性があると思います!